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第4回 リレーインタービュー 石原 怜 氏

 

柏のまちづくりに関わる人のリレーインタビューです。(毎月10日に更新予定)

第3回の長井さんからのご紹介により、第4回は石原怜さんです!

石原さんは柏の葉セグウェイクラブや、かしわウイスキーフォーラム、洋酒のトーク番組など、様々な角度から柏の街の魅力を伝える活動をされています。

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氏   名

 石原  怜  (いしはら りょう)

肩 書 き

 スマートフォンアプリエンジニア/未来空間プランナー/セグウェイインストラクタ/フリートークPodcast番組 「Sunday Talking Place ~Rambling~」プロデューサー

プロフィール

 1986年 千葉県柏市生まれ。立命館大学情報理工学部卒業。

同大学のユビキタス環境研究室で次世代のデジタルと実世界が融合したビジョンに触れ、緑豊かな空間とデジタル空間の共存を目指し活動し始める。
スマートフォンのアプリ開発エンジニアとして働く一方、 柏の葉地区で発足した次世代個人移動車両の普及を考える市民団体「柏の葉セグウェイクラブ」の活動に従事。

また、趣味の洋酒知識も深め、オシャレな酒文化を広める活動を始める。

 

 

 

Q1 あなたの柏における関わりを教えてください。

【活動のきっかけ】
「柏の葉セグウェイクラブ」への参加がきっかけで、様々な活動を始めるようになりまし
た。試乗会など行うようになってから、 人に「楽しい、嬉しい」と感じてもらうことが
自分の喜びと認識し、様々な分野での活動を始めました。今でも柏の葉公園とアーバンデ
ザインセンター柏の葉(UDCK)でセグウェイツアーなどインストラクタとしての活動も続
けています。この柏の葉で築いた人との繋がりが後の活動の足がかりになっていきます。

【まずは好きなことから】
洋酒が趣味なので、あまり洋酒を飲まない方を対象に実際に洋酒に触れてもらう機会を増
やそうと思いセミナーを開催しました。柏市にはニッカウヰスキーが世界に誇る「竹鶴」
ウィスキーを製造する工場があります。セミナー後は柏のコミュニティメディア「K-Stream
で洋酒のおいしさやまめ知識、BARでの振る舞い方など、さらに多くの方に伝
えるためのトーク番組を始めました。週末に洋酒を飲みたくなるような番組を目指してい
ます。

【専門分野へ】
専門はコンピュータを周辺に埋め込み、最適な環境や情報の提供を行うことでした。周辺
の環境にあわせて用途を可変にできるのがIT技術です。ただの広告ではなく、街中で話し
合いやパフォーマンスに利用できるようなデジタルサイネージを柏に提供できるように活
動を始めています。

Q2 柏で活動することによって何か得られたものはありますか?

主に「繋がり」です。柏の人たちには「がんばっている人を応援する心」があります。そ
んな想いに支えられ3年間活動してきました。疲れた時や困っている時に声をかけてくれ
る人たち。「がんばってるね」「お疲れ様」の一言がものすごく嬉しい瞬間があります。
その人たちに「ありがとう」を伝えるために「楽しい」を提供する。この流れが柏の魅力
なのではないでしょうか。
柏が特殊といわれる理由はこの繋がりが広く、強いことです。必ず、誰かと通じている。
この柏独特の繋がりを大切にしていきたいです。

一方、プロダクトや結果には厳しい面がありますが、本物を目指す向上心もまた柏の人た
ちの側面なのだと思います。最初はただの文句のように聞こえますが、その分、手助けし
てくださる方もたくさんいらっしゃいます。より良いものを作ろうという職人気質な人た
ちが多いのも柏の特徴です。

「繋がり」を得て、それを保つ為の「思いやり」。
本物を目指す「上昇志向」。
この3年間で感じ得た大切なことです。
「やりたいことが実現できる街」「愛が伝わる(伝染する)街」「人が楽しい街」
すべて、「繋がり」「思いやり」「上昇志向」があって成り立つ街です。

Q3 これからの展望、またはこれからの柏に期待することを教えてください。

【これからの活動】
柏にはすばらしい魅力がたくさんあります。全国的に知名度不足なところもありますが、
柏にも世界に誇れる人やモノがたくさんあります。ウィスキーに吹奏楽、サッカー、音楽
など、それらの資産をみんなが「知る」こと、大切にすること、応援することが重要なの
ではないかと感じています。
まず、柏には何があるかを知ってもらう活動の一部として今年の春からBarでのフリート
ーク番組を始めました。柏には飲食店が多く、ウィスキーの工場があることから「柏をウ
ィスキーの街に」する運動が盛んに行われています。少しでもその力になれば、と思って
います。
このように私は専門であるデジタルの分野から、趣味である洋酒の分野から、人の繋がり
を通じて皆さんの「知る」ことの手助けをしたいと思っています。

【柏に期待すること】
期待というより、「こんな街にしたい」という考えですが、
「もう一度住みたい街」にしたいと考えています。様々な理由で柏に住み、離れていく人
たちがいますが、一度離れてももう一度この土地、柏の仲間に会いに来たい。そんな街を
目指しています。
後はもっと見た目が綺麗でオシャレな街になって欲しいという願いもあります(笑)。

         new-ishihara_1

活 動 様 々

 

 

 

         mic

     wiskey

Barやウィスキーの楽しみを音楽にのせてお届けする番組「Sunday Talking Place ~Rambling~」

Kashiwa Whisky Forum 2012

      seguway

次世代モビリティ「柏の葉セグウェイクラブ」での指導風景

次回のリレーインタビューは

     柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL) 創設者/
    東京大学大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 博士課程

      羽 村  太 雅  氏  (26)  です。

~石原さんより~

初めてお会いした時は科学で生活を楽しくする学生コミュニティ団体の代表として活動していました。私が様々な活動に参加していくにつれ、顔を会わせる回数が多くなり、リーダーとしてメンバーを引っ張っていく姿をみて、よく勉強させてもらっています。
専門分野で活躍する一方で、街づくりの活動に参加し、科学の面からアプローチしている街のプロデューサーです。

 

 <担当者より追記>

このリレーインタビューをしているとそれぞれの中の「柏像」があって、はっとさせられます。

柏は「人材が豊富」と他の街から褒めていただくことが多いのですが、石原さんが言うように人材が育ちやすい街とも言えるかもしれません。先輩方が暖かいまなざしで自由に活動させてくれる、そうして育った次の世代もまたその下の世代を応援する、もしかするとそんな良い循環が起こっているのかもしれません。

 

さて、石原さんも関わっていらっしゃるかしわウィスキーフォーラムは今年も開催されます。

チラシデザインもとても素敵です。

アサヒビールさんのページもコンテンツが豊富です。
http://www.asahibeer.co.jp/area/04/12/kwf2013/

 

かしわウイスキーフォーラムについてはチケットは8月15日より販売開始ですが、毎年早く売り切れてしまっているとのことですので、ご注意くださいね。

チケットの販売に関してはかしわインフォメーションセンターにお問い合わせください。 

 

また、石原さんがプロデュースしているK-streamの番組 「Sunday Talking Place ~Rambling~」は以下のリンク先(USTREAM)で聞けます。Barで飲みながら柏についてゲストとゆるっと、時に熱く話しています。バックにおしゃれな音楽がかかっていて昼間なのに夜の気分が味わえます(笑)ぜひ聞いてみてくださいね。

 

1st
http://www.ustream.tv/recorded/30675863

 

2nd
http://www.ustream.tv/recorded/33342695

 

3rd
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